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ライトロード・マジシャン ライラ(OCG) 効果モンスター 星4/光属性/魔法使い族/攻1700/守 200 自分のメインフェイズ時に発動できる。 自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードを表側守備表示に変更し、 相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。 この効果を発動した場合、次の自分のターンのターン終了時まで このカードは表示形式を変更できない。 また、自分のエンドフェイズ毎に発動する。 自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。 デッキ圧縮 マジシャン ライトロード 下級モンスター 光属性 罠破壊 魔法使い族 魔法破壊
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アップル・マジシャン・ガール(アニメ) 効果モンスター 星3/炎属性/魔法使い族/攻1200/守 800 (1):1ターンに1度、このカードが攻撃を受けた時、以下の効果を発動できる。 ●このカードのレベルより下の魔法使い族モンスター1体を手札から特殊召喚する。 ●このカードのレベルより上の魔法使い族モンスター1体を手札からモンスター効果を無効にして特殊召喚する。 (2):相手攻撃モンスターは(1)の効果で特殊召喚したモンスターを攻撃しなければならない。 この時、相手攻撃モンスター1体の攻撃力は半分になる。 マジシャン・ガール 下級モンスター 炎属性 能力弱化 行動制限 魔法使い族 魔法使い族補助 同名カード アップル・マジシャン・ガール(OCG)
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ルビー・ウィザード レア度 ★2 レベル 1 MAX(99) Aスキル 赤の医療魔術() 進 化 素 材 ― コスト ― HP 249 ― Lスキル なし ― タイプ ― 攻撃力 198 ― ショット性能 1WAY/2連射/貫通 ― クラス 魔術師 回復力 79 ― 進化元 ― ― No.82 属性 火 EXP XX ― 進化先 ― ― 編集 入手方法 フラゲガチャ 売却価格 XXX ― 個別データ セリフ 炎の魔法により全て焼き尽くしてくれよう! ―
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戻る マジシャン ザ ルイズ 進む マジシャン ザ ルイズ (6)行き過ぎた模擬戦 朝。 ルイズとギーシュが朝食をとる為に『女神の杵』亭の二階から一階に降りると、そこには重苦しい気配が充満していた。 既に着席しているウルザ、ワルド、キュルケ、タバサ、終始無言。 たまにキュルケが場を和ませようと口を開くが、会話が続かない。 ウルザとワルド、この二人が一階を包み込む陰の気の中心であるようだ。 多少、気後れを感じながらもルイズ、ギーシュもテーブルに着席する。 「え、ええと……皆、昨日は、ちゃんと眠れた?」 「ああ」―――ウルザ 「勿論だ」―――ワルド 「……ええ」―――タバサ 「え、ええ、ぐっすりよ。適度な睡眠は美容のために不可欠ですものね!」―――キュルケ 「「「「………………」」」」 再び、沈黙が世界を支配する。 「ちょっと、こっち来なさい」 「え?何よキュルケ」 キュルケがルイズの肩を掴んで立たせ、酒場の隅に連れて行く。 「何なのよあれは!まるでタバサが3人いるみたいじゃない!?」 「知らないわよ、そんなこと」 「何かおじさまもワルド子爵もピリピリしちゃってるし、タバサは相変わらずいつもの通りだし」 二人が視線をテーブルに向けると、テーブルに一人とり取り残されたギーシュが助けを求める視線でこちらを見ていた。 「とにかく、何かあんたが関係してるらしいから、責任持って解決なさいよ」 「そんなこと言っても、あの二人の仲が悪いのは私のせいじゃないわよっ!」 「ルイズ、君に介添え人を頼みたい」 「はあ?」と口を開けたまま固まるルイズ。 ウルザとワルドがどうして仲良く出来ないのかを、問いただすつもりで席に戻ってみれば、一番最初にかけられた言葉が、ワルドからのこの台詞である。 「この宿は昔、アルビオンからの侵攻に備える為の砦だったんだよ。中庭には練兵場がある。 そこで僕とミスタ・ウルザが手合わせをするから、その介添え人を君に頼みたい」 「そういうことらしい、ミス・ルイズ。頼まれてくれるかな?」 「な、な、な…」 何でこんなに突然話が進んじゃってるのよ、と言いたいルイズ。 突然すぎる展開に言葉にならない。 「古きよき時代、貴族達はよくくだらないことで杖を抜きあったものさ。そう、女を取り合ったりね」 中庭の練兵場。 そこには二十歩ほど離れて向かい合っているウルザとワルド。 ウルザは右手にデルフリンガー、左手に杖を持ち構えている。 奇しくも、一方のワルドも右手に剣、左手に杖のスタイル。 練兵場にいるのは二人だけではない、ルイズ、キュルケ、タバサ、ギーシュも離れた場所で見守っている。 ルイズの手には、かつてキュルケがウルザに贈ったシュペー卿の剣。 「何でおじさまが、あんたの剣なんて持ってるのよ」 「知らないわよ、そんなこと」 呆れてものも言えない、どうにでもなれと不貞腐れているルイズである。 「ふふ、男というのはやっかいなものだね。強いか弱いか、それが気になると、どうにもならなくなる」 体の向きをルイズのほうに変えて、ワルド。 「彼の実力を試してみたくなったのさ」 「どうせ止めてって言ってもやるんでしょ、いいわ、あんた達、死ぬまでやってればいいのよ」 肩を竦めるワルド、嫌味なほどに絵になる。 「では、前口上はそんなところでいいのかね?ワルド子爵」 「………ぬかせっ!」 ワルドが素早く歩を詰める。 ―――その速さはガンダールヴの力の後押しを受けたウルザにも匹敵。 勢いそのまま、ワルドの剣がウルザを突く。 ウルザ素早く半身後ろに下がり、ねじる様にして体ごと杖を払い、必殺の突きを逸らす。 反撃、ねじった体勢から反動をつけ、右手の剣を逆袈裟に切り上げる。 虚空。 払われた突きから、体勢を立て直すことなく斜めに体勢を沈ませて膝を付き、そのまま転がり距離を離すワルド。 立ち上がりを狙ってウルザの雷撃。 先読みしていたワルドがライトニング・クラウドの魔法で迎撃、相殺。 「す、凄い」 思わず感じたことが口に出るルイズ。 「突きを払って反撃したところまでは見えたんだけど、そこからがよく分からなかったわ」 「僕にはむしろ最初から何が起こっているか、全然分からないんだが」 「………」 距離を離した二人は、魔法戦の構えに入る。 呪文を完成させ、先制攻撃。枝分かれした多数の火の流れがワルドを狙う。 冷静に対処、分岐している炎の基点を狙い打つ、エア・ハンマー。 巨大な空気の塊に散らされる火炎、そのまま連続でエア・ハンマーを唱え叩きつけようとするワルド。 「魔力の乱れ/Force Spike!」 打ち消し呪文の連続詠唱によってエア・マンマーの半数を無力化。 残ったいくつか、軌道を予測済みのエア・ハンマーを横っ飛びに回避。 呪文妨害に怯むことなく、平面的な回避が困難な「ウインド・ブレイク」を行使。 ウルザ、素早く最も現在効果的な呪文を判断。 猛る風の瀑布、猛威が到達する直前に現れる熱石の壁。 豪烈なる風に、脆くも破壊される溶岩壁。 しかし、物理法則とは逆方向、ワルドに向かい爆発的に飛び散る。 ワルド、唱えていた呪文を攻撃から防御にとっさに切り替え、再びウインド・ブレイク。 赤熱した溶岩片が吹き散らされる。 ワルドにとって、相手は自身の知識に無い魔法の使い手。 先読みにより、魔法戦を有利に運ぶことは困難。 再び魔法戦から接近戦へとスイッチを決断。 呪文の完成。 ワルドから分離する、もう一人のワルド。 地面スレスレ、極限まで低く、伸ばした体勢での横なぎの一閃。 ウルザ、低威力の赤マナ呪文、ショックによる迎撃。動きが止まればそれで良し。 直撃、掻き消える蜃気楼。 気配―――上。 杖と剣、十字にて防御の体勢。 刹那の洞察。 影が、無い。 背後、冷やりとする感覚。 「そこまでよっ!!!!!!」 制止。その意外なる主……キュルケ。 「それ以上やったら、どちらかが死ぬわ」 ウルザ、その背後に、剣を突きの体勢のまま止めているワルド。 ウルザとワルド、二人の手合わせは、勝者ワルドという形で決着した。 「魔法衛士隊のメイジは戦闘に特化している これで、分かっただろうルイズ、彼では君を守れない」 ワルドからルイズへ、優劣の宣言がなされる。 手加減が出来ないですって?そりゃ病気ね ―――虚無魔道師見習い ルイズ 戻る マジシャン ザ ルイズ 進む
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モデル "The Wonderful Wizard of OZ"(『オズの魔法使い』)より、オズの魔法使いであるウィザード。 1900年に刊行されたアメリカの児童文学。 Wikipediaはこちら。 付属品 カカシの脳みそ、ブリキの木こりの心臓、ライオンの睾丸(専用の袋付き)、サングラス 備考 元になったLDDはExclusivesのDr.Dedwin。 バリアントは作中でドロシー一行が訪れた「エメラルドの都」をイメージとしたカラーリングとなっている。バリアントのみに付属するサングラスは、一面がまばゆい緑で覆われているエメラルドの都から目を保護するためのもの。 臓器が付属するドールの1人。彼には脳と心臓と睾丸、series3のBride of Valentineには心臓、series9のPurdyとseries22のGoria、Peggy Gooには脳味噌、series17のUnwilling Donorには腎臓が付属している。
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はい、やってきました。恒例の?使った感想です。 1.投稿モードが多すぎて、何が何なのかよくわからない。 2.一度投稿してしまうとタイトルを変更できない。 と思ったら、下のプルダウンから可能だった。 つまり、タイトルの変更の仕方がわかりづらい。 3.投稿を削除するまでのSTEP数が多すぎ。 4.基本設定変更画面が、ださい。 5.カテゴリ登録が出来ないので、記事がぐちゃぐちゃになる。 6.上部のタイトルをクリックしてもトップページに遷移しない。
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登場デュエリスト:ブラック・マジシャン・ガール(DU) カードのブラック・マジシャン・ガールがデュエリストとして登場 出現場所:森(隠し通路の先) 黄金のタマゴパンを渡すとパートナー選択可能になる キーカード 《マジシャンズ・ヴァルキリア》 《ブラック・マジシャン・ガール》
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一言 反則です
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―――281年2月上旬 ―――??? 「…いい策、ですか?これが」 「何か随分砕けた言葉づかいになってきたな。 政庁を離れたからか?」 「ふざけないでください。 何でこんなことしたんですか」 「まったくなぁ。 何で止めなかったんだよ、王修」 「何言ってんですか!? まあいいからついてこいって言ったのは劉備様じゃないですか!」 男は二人。 そして、彼らの周りには、十重二十重の異形ども。 「そうだっけか?」 「…もういいです。 それで、どうするんです? 僕も劉備様も、広範囲に攻撃できる魔法は使えませんが」 「どっちにしろ、これだけ近寄られたら魔法を唱えている間にやられるだろうさ」 二人の男は背中合わせで戦いの構えをとる。 二本の刀を腰に携えた男は、無手。 拳を握ることもなく、肩を落とし、やや体重を前に。 守は無き、攻の構え。 彼の影にいるのは、少年。 双の手に、奇妙な形の短剣を逆手に握る。 左手は喉。右手は下腹に。 双手による守から転じ、狙うは攻。 「ま…予定とは違うが」 張り詰めた空気の中、笑みを漏らすは無手の男。 「予想通りではある」 「え?」 「退路はどうにかなる。 今は北郷の兄ちゃんと、あの子犬みたいな嬢ちゃんと合流することを考えようや」 戸惑いは残るものの、浮き足立った感情が、文官の顔から消える。 気の流れが変わった。 動いたのは、構え通り、無手の男。 同時、異形が一斉に、二人の男に襲い掛かる。 空には紅い月。 周囲の空間は、食いつぶされたが如き荒野。 其れは、この世界の主の象形。 其処は、侵魔が作り出す世界。 すなわち――― ■■■ 第三話『とある武将の登用顛末~月匣にて(前編)』 ■■■ ―――281年2月上旬 ―――月匣内 「…つまり、そのエミュレイターと戦う存在がウィザードというわけだ。 面白いものだとは思わないかね? 皮肉にも、世界から存在を拒否された者達だけが、世界を侵攻する存在に対する唯一の対抗手段となってしまったのだから」 「…は、はあ…」 「……」 「ま、話半分にでも聞いておけばいい。 知りたい知りたいと思っていても、真実を目の前にしたら興味などなくなる。 人間などそんなものさ」 一刀の隣。 話も聞かず、船を漕いでいた少女をちらり、と見て辛辣な言葉を男は口にした。 「…なんというか。 この子はそういう理由で寝てるんじゃないんで、あまり気にしないでください」 「……………………寝てない」 無表情な少女の顔には、全く反省の色は見られない。 北郷一刀は、あまりにも自由なそんな彼女の反応に頭を抱える。 いつもの、といえば、いつもの恋ではあるのだが。 せめて、こんなときぐらい、と思ってしまうのも仕方のないことではある。 「どちらでもいいさ。 私はただ退屈しのぎにしゃべっているだけだからね。 こんな空間に長くいると、相手がどんな無礼だろうと楽しいものさ」 北郷一刀と、恋―――あるいは呂布にそう語る男は、辺りを見渡す。 周囲は一面、荒野だった。 空は赤く、その中天には赤空よりもなお紅い月。 ここは、月匣。 エミュレイターが造る結界の内部である。 劉備と王修に伴って、下ヒに赴いた一刀と恋ではあったが、気づいたら、月匣に取り込まれていた。 本当に、気がついたら、『月匣』にいたのだ。 最後に劉備から聞いた言葉が。 『一歩下ヒに入ったらいつエミュレイターに襲われるかわからないから気をつけろ』 というのも、それこそ、目の前の男性の言葉ではないが、皮肉なものである。 月匣の中、出てくる化け物たちから逃げ続けているうちに出会ったのが、目の前の男であった。 なぜか、一刀と恋を見て、いきなり溜息をついたその男は。 今の今まで、『ウィザード』と『エミュレイター』について話をしていたというわけである。 「いえ、本当にありがたいですよ。 こっちに来てからずっと、何もわからず劉備さんについて回ってただけでしたし。 なんとか状況が掴めてきました」 一刀の言葉。 その中に出てきた人名に、わずかに男は眉をしかめた。 「…やれやれ。 あの男は本当に何も知らない者を利用するのが上手だ。 まあ、知り合ったばかりの、しかもこんな場所で出会った男の話を延々と聞いている君のような人間だから、簡単に利用されるのかもしれんがね。 その人柄が原因で何か問題を起こしたことがないかね?」 「問題…というか、結構厄介なことに巻き込まれたことはありますけど…。 って、そもそも劉備さんと知り合いなんですか?」 「何、彼も悪い男じゃないさ。 ただ、性根が詐欺師みたいなだけでね」 「どう考えても悪く言ってると思うんですが。 というか、会話がかみ合ってませんよ?」 「少なくとも、彼の意図に沿うように動けば、大概状況は悪くはならないさ。 そもそも、そこまで悪い…というか、邪悪な男だったらわざわざ妹を嫁がせたりはしない」 「え?それって…」 男は、一刀の問いかけを無視。 不意に、目を遠くにやった。 「と、言い忘れていたが。 実は、君たちに会う前にも、一人の女の子に会っててね。 その子の格好は、随分君たちに似ていたようだったんだが」 「…は?」 「この辺りじゃ珍しい褐色の肌に、どんな材質を使っているのかしらないが妙に滑らかな生地の服。 髪は後ろで一まとめにした、きつい感じの目の子だったな」 「ちょ、ちょっと待ってください。 何で今、そんなことを」 「だから言っただろう。今思い出したのさ」 どこか眠たげな双眸で、男は続ける。 「だが、こんな場所に一人でいたら危ないんじゃないかと思うんだがね。 彼女は、私の助言も聞かず、一人であちらの方へ行ってしまった。 せめて、君ぐらい素直だったらよかったんだが」 「…」 沈黙。 そして、混乱。 北郷一刀の頭の中は、混沌としていた。 先ほどの男の説明で、一刀の脳裏には、知り合いの数多の女性の中から、一人の少女の姿が映し出されていた。 しかし、頑固とはいえ、彼女の状況判断能力は、自分よりはるかに優れている。 そんな『彼女』が、男が言ったような無茶な行動をするだろうか。 いや、そもそも。 この『世界』に来てしまったのは、自分と恋だけではないのか。 だとしたら、まさか。 他の少女達も―――と、一瞬で色々なことが頭の中を駆け巡る。 残念ながら、彼は聡明な軍師でも、有能な武将でもない。 それだけの情報を一度に処理するには、能力が不足していた。 「…くそ」 悪態。 思わずでた言葉に反応したのかどうか。 目の前の男が言葉を口にする。 「できれば、早く行ってあげた方がいい。 私の話は聞かなくとも、君たちの言葉なら届くかもしれない」 「………あ、いえ、その」 「急がないのかね? 君の知り合いだと思ったんだが」 ふと。 頭の中に、場違いな考えが浮かぶ。 この男の皮肉げな言葉は、もしかして上辺だけで。 本当は、相当お人よしなのではないか、と。 だが、そんな思いつきは頭の端へと逃げていく。 少年の頭に残ったのは、一つだけ。 もしかしたら、知り合い「かもしれない」少女を助ける、というその一事だった。 「…わ、わかりました。急ぎますんで、それじゃ、これで!」 慌てて、ついに横になって寝ていた少女を起こし。少年は立ち上がる。 「あ、ありがとうございました!えっと…」 礼を言おうとして、名前を知らないことを思い出す。 目の前の男は、一体、誰なのか。 ウィザードとエミュレイターについて知っている、謎の男。 なぜか、劉備とも関係があるという。 そんな、男は。 「なに、私はただの商人だ。 名前は麋竺子仲というがね。まあ、忘れても構わんさ」 「ありがとう、麋竺さん! それじゃ! ほら、行くぞ恋!」 「………寝てない」 「それはもういいから!?」 慌てる少年に、男―――麋竺は最後に一声かける。 「…ふむ。そういえば、君は『魔物使い』だったな。 それならば、そこの彼女に『乗せていって』もらうといい。 おそらく、その方が…先に行った女の子に、より早く追いつけるだろう」 「え!?乗せて…って?」 「『ライディング』と言うんだがね。 ま、試しに背負ってみるといい、ほら。 呂布、とかいったかね?君が、彼を背負って走ればいいのさ」 「……」 そこまで何も聞いてなかったようにも見えた恋が、頷きひとつ。 一刀を背負い、そして。 「……ご主人様。走る」 「うわっ……!?」 風になった。 ―――281年2月上旬 ―――月匣内 最後の一匹を、淡い光を纏った脚が打ち砕く。 脚を振り切った勢いで体を回転させ、体勢を整えた時には。 男の顔には、すでに笑みが戻っていた。 「…ま、こんなもんか」 「……流石は劉備様」 「経験を積めば、叔治ももうちっとは戦えるようになるさ」 これは、間接的に自分の経験が足りないと言っているのだろうか。 あるいは、経験を積んでも、少ししかましにはならないということだろうか。 少し、気分は落ち込んだが、王修は口には出さなかった。 というか、一人で数千のクリーチャーを相手にできるようなウィザードと自分を一緒にしてはいけないだろうとは思う。 そうは思うのだが、こうもまざまざと実力を見せ付けられると少しは虚しくもなるのであった。 「さて、探索に戻るかね」 「…はい」 罠を破ること、数十。 すでに倒したクリーチャーは二桁を超えているような気もする。 だが、未だ北郷一刀と呂布奉先は見つからず、この月匣のコア―――中心となる存在もわからないままだった。 「しかし凄まじいな。 麋には聞いていたが…こいつは、少し厄介だ」 「って、知ってたんですか!? こうなることを!?」 「まあな」 平然と答える劉備に、王修は二の句を失う。 「下ヒそのものを覆ってる…のかはわからんが。 おそらく、下ヒに入ったウィザードは、全てこの月匣に取り込まれたんだろうが…な。 麋は、他のウィザードと一緒にここに取り込まれて、一人だけ脱出できたらしい」 「…だから、下ヒのウィザードと連絡が取れなくなった、と?」 「ああ。そいつも実際に確かめたかったしな」 ふと、王修はあることに気づく。 劉備の言葉の通りなら。 月匣に取り込まれたウィザードとは、連絡が途絶えた、ということならば。 「ここから出れない…?」 「そうなるな」 「ちょ、ちょっと!?」 慌てる王修に、しかし、劉備はやはりニィ、と笑みで答えた。 「さっきも言っただろ? 一応、退路は用意してある」 「よ、よかった…」 「…と、言いたいところだが。 予想以上に月匣の範囲が大きい。 もしかすると、もしかするかもしれん。 相手は魔王級…と予想はしてたんだがな」 「あら、流石ね、劉備玄徳。 じゃあ、これも予想してた?」 声より先に、光が空間を薙いだ。 王修の体が反応できたのは、劉備の立っている位置を、光が通り過ぎた後。 爆発が起こったところで、逃げ出すのが精一杯だった。 彼の能力の不足を責めることはできない。 相手は絶対的な存在だった。 声を聞いたのは、これで三度目のはず。 が、敵として出会ったのは、二度目。 強引に体を動かし、声のした方向へ振り向く。 感じ取れるプラーナから、相手の姿が王修にはわかる。 強大にして、圧倒的。 かつて相対したときは、『二度と出会いたくない』と思った存在。 見覚えのあるポンチョが爆風で翻り。美しい銀髪が、妖しく踊る。 「ま、予想できたとしても、対処できなければ意味ないわよね?」 紅い月を背負うのは。 「魔王…ベール=ゼファー…!!」 「あら、久しぶり。 北海のウィザードってあんたのことだったのね…名前、なんだったかしら」 蠅の女王は、腕を組んで。 文字通り、この世界の支配者として、君臨していた。 ← Prev? Next →?
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パーソナリティ 名前:シャロン・ノーリス クラス:ウィザード レベル:8 経験点:13868 種族:エラドリン 年齢:17, 性別:女, 属性:, 信仰: 能力値 筋 力 : 7 (-2) 耐久力 : 10 (+0) 敏捷力 : 19 (+4) 知 力 : 21 (+5) 判断力 : 13 (+1) 魅 力 : 10 (+0) 最大HP : 48 重傷値 : 24 回復力値:12 使用回数/日: 6 イニシアチブ: +12, 移動力:6 受動知覚: 14 (通常), 受動看破:14 防御値 合計 10 L/2 鎧+能 職業 特技 強化 盾 種族 19 AC 10 +4 +5 15 頑健 10 +4 +0 +1 22 反応 10 +4 +5 +2 +1 20 意思 10 +4 +1 +2 +1 +2 種族特徴 ・エラドリンの教育 : 技能1つを追加で習得済。 ・エラドリン武器習熟 : ロングソードに習熟。 ・エラドリンの意思 : 意志防御値に+1の種族ボーナスをえる。 加えて【魅了】に対するセーヴィング・スローに+5の種族ボーナスを得る。 ・フェイ起源 : クリーチャーの起源に関する効果に関しては起源がフェイであるとみなされる。 ・トランス : 睡眠をとる代わりに、トランスと呼ばれる瞑想状態に入る。 1日に4時間のトランスを行うことにより、他の種族が6時間の大休憩で得るのと同一の効果を得られる。 トランスの間、周囲のの状況に普段どおり注意を払っており、近づく敵やその他の出来事には通常通り気づく。 ・フェイスステップ : 遭遇毎パワー「フェイステップ」を得る。 クラス特徴 ・武器習熟 : ダガー、クォータースタッフ ・防具習熟 : クロース ・≪儀式修得者≫ : 【儀式修得者】をボーナス特技として獲得し、魔法の儀式を行うことができる。 ・≪呪文書≫ : 1冊の呪文書を所有し、儀式、および一日毎、汎用呪文を書き留めている。呪文所には1レベルの 儀式魔法3つが記載されている。現在、1レベルと5レベルの一日毎パワーが2つづつ記載されており、 一日毎にどちらか一方を準備し、使用することができる。 ・≪初級呪文≫ : 4つの秘術の無限回パワー (ゴースト・サウンド、メイジ・ハンド、ライト、プレスティディジティション)を使用できる。 ・≪秘術装具体得≫正確さのワンド : 1つの遭遇毎に1回、フリー・アクションとして、 君は1回の攻撃ロールに君の【敏】修正値に等しいボーナスをえる。 この特徴の利益をうるためには、ワンドを使用していなければならない。 言語 ・共通語 ・エルフ語 特技 Lv1 《イニシアチブ強化》 : イニシアチブ+4 Lv2 《装具練達》ワンド : 選択した[装具]の攻撃ロールに+1 Lv4 《武具装具練達》ワンド : 選んだ武器と装具の攻撃ロールに+1特技ボーナス Lv6 《早抜き》 : 攻撃アクションで武器を抜くことができる。イニシアチブ+2 無限回パワー Lv1 スコーチング・バースト : 遠隔範囲・爆発1・10マス以内, +11 vs 反応, 1d6+5 [火]ダメージ Lv1 マジック・ミサイル : 遠隔20,必中, 10[力場]ダメージ 遠隔基礎攻撃 遭遇毎パワー Lv1 アイシー・テレイン : 遠隔範囲・爆発1・10マス以内, +11 vs 反応, 1d6+5[冷気]ダメージ 伏せ状態 次の自分のターン終了時まで移動困難地形 Lv3 カラー・スプレー : 近接噴射・噴射5,+11 vs 意思, 1d6+5 [光輝]ダメージ 次ターン終了時まで幻惑状態 一日毎パワー Lv1 スリープ : 遠隔範囲・爆発2・20マス, +11 vs 意思, 対象は減速状態 更に初回のSTに失敗すると気絶状態になる(セーヴ・終了) ミス : 対象は減速状態になる(セーヴ・終了) Lv1 フレイミング・スフィアー : 遠隔10, +11 vs 反応, 2d6+5 [火]ダメージ 中型サイズの炎の球体を創造し目標を攻撃 移動アクション : 6マス移動 維持・マイナー : 隣接してターンを開始した全てのクリーチャーは 1d4+5 [火]ダメージ 標準アクション : 目標を攻撃 +11 vs 反応, 2d6+5 [火]ダメージ Lv5 ビグビーズ・アイシー・グラスプ : 遠隔・20, +11 vs. 反応, 2d8+5[冷気]ダメージ, 氷の手は目標をつかむ 目標がつかみから脱出しようとする際には、氷の手の頑健防御値と反応防御値は使用者に等しいものとする 移動アクション : 6マス移動 維持・マイナー : 使用者がこのパワーを維持した際、氷の手につかまれた目標は1d8+5[冷気]ダメージ 標準アクション : 氷の手に別の目標を攻撃させる。そのためには現在つかんでいる目標を離さなければならない Lv5 ファイアーボール : 遠隔範囲・爆発3・20マス以内, +11 vs 反応, 4d6+5[火]ダメージ ミス : 半減ダメージ 汎用パワー -- 底力 : 12HP回復, 次の自分のターン開始時まで全ての防御値+2 CLASS 正確さのワンド : フリー, 1回の攻撃ロールに【敏】修正ボーナス(+4) Lv2 エクスペディシャス・リトリート : 使用者は自分の移動速度の2倍までのシフトを行う Lv6 ウォール・オブ・フォッグ : 遠隔範囲・壁状8・10マス以内 使用者は秘術の霧で覆われた一続きのマスからなる壁を創造する。この壁は使用者の 次のターンの終了時まで持続する。壁の長さは8マスまで、高さは4マスまでである 霧に覆われたマス目は“重度に隠蔽されたマス目”であり、視線を遮る 維持・マイナー:壁が持続する アイテムパワー item ブレイサーズ・オブ・ザ・パーフェクトショット : 使用者が遠隔基礎攻撃を 命中させた際、その基礎攻撃でのダメージ・ロールに+2のアイテム・ボーナスを得る item シャドウフェル・グラスプ : マイナー・アクション。 使用者が次に使用する秘術のパワーのダメージ種別を[死霊]にする。 そのパワーによって与えられるダメージ(もしあれば)に1d6を加えること item +2エルブンクローク : このクロークは頑健、反応、意志の防御値に+2の 強化ボーナスを与える。また、着用者の〈隠密〉判定に+2のアイテムボーナスを与える 技能 合計 スキル名 L/2 能 熟 鎧 種 他 4 威圧:(魅力) +4 +0 2 運動:(筋力) +4 -2 10 隠密:(敏捷力) +4 +4 +2 13 軽業:(敏捷力) +4 +4 +5 5 看破:(判断力) +4 +1 4 交渉:(魅力) +4 +0 4 持久力:(耐久力) +4 +0 4 事情通:(魅力) +4 +0 RIGHT 10 自然:(判断力) +4 +1 +5 14 宗教:(知力) +4 +5 +5 5 知覚:(判断力) +4 +1 10 地下探検:(判断力) +4 +1 +5 5 治療:(判断力) +4 +1 8 盗賊:(敏捷力) +4 +4 4 はったり:(魅力) +4 +0 16 魔法学:(知力) +4 +5 +5 +2 16 歴史:(知力) +4 +5 +5 +2 装備・所持品 重量(lbs.) +1マジック・ワンド 0 367gp ロングソード 4 15gp ブレイサーズ・オブ・ザ・パーフェクトショット - 680gp シャドウフェル・グラスプ - 1800gp - 2600gp ダガー 1 1gp 冒険者セット 33 15gp 呪文書 3 50gp |ブローチ・オヴ・シールディング ワンド・オヴ・シールド+2 ポーション・オヴ・クラリティ×3 ポーション・オヴ・レジスト〔火〕 ポーション・オヴ・レジスト〔電撃〕 合計 |53| 72gp| 所持金 gp メモ